NTTドコモのGalaxyスマホ4機種が2GHz帯の5Gに対応
- 2023年06月27日
- docomo-SAMSUNG
NTT DOCOMOが発売した韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy S22 SC-51C」、「Galaxy S22 Ultra SC-52C」、「Galaxy Z Flip4 SC-54C」、「Galaxy Z Fold4 SC-55C」の4機種で第5世代移動通信システム(5G)の周波数を追加したことが分かった。
NTT DOCOMOは同社が公開する対応周波数帯の一覧を更新しており、4機種が5Gの無線方式であるNR方式の周波数としてn1に対応したことを示している。
いずれも発売時にはn1に対応していない。
発売後にソフトウェアのアップデートでn1を追加したと考えられる。
Galaxy S22 Ultra SC-52C以外の3機種は製品ページの仕様でn1は無線アクセスネットワーク(RAN)構成がノンスタンドアローン(NSA)構成の場合に動作することを明記している。
NTT DOCOMOの携帯通信網で利用できる周波数としてn1を記載しているため、NTT DOCOMOの携帯通信網でn1を利用できることが分かる。
Galaxy S22 Ultra SC-52Cは製品ページの公開を終了しており、製品別サポート情報ページから仕様を確認できるが、n1に対応したことが反映されていない。
実際はGalaxy S22 SC-51Cと同様の条件でn1が動作すると思われる。
NTT DOCOMOは第3世代移動通信システム(3G)の無線方式であるW-CDMA方式および第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式で使用している2GHz帯でもNR方式の導入を開始した。
2GHz帯ではNR Bandをn1としてNR方式を運用することになる。
そのため、n1は事実上の2GHz帯の5Gである。
2GHz帯では5Gでも帯域幅の関係で通信速度は4Gと同等となることに留意しておきたい。
NTT DOCOMOはソフトウェアのアップデートなどで2GHz帯の5Gに対応する機種を順次拡大する。
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