KDDIと沖縄セルラー電話向けのXperia 5 Vと思われるスマホがFCC通過

Tweet

KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けと思われるSony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-43624K」が2023年9月5日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を通過した。

FCC IDはPY7-43624Kである。

携帯通信網はLTE (FDD) B4/B5/B12/B13/B17, LTE (TDD) B41, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。

PY7-43624Kは未発表端末のFCC IDである。

FCCの認証では型番に相当する機器名称としてFCC IDを使用しているため、型番は記載していない。

製品は電話と記載しており、IEEE 802.11axや無線給電に対応することから、比較的ハイスペックなスマートフォンと思われる。

Sony Corporationは2023年後半に発売する比較的ハイスペックなスマートフォンとしてXperia 5 Vを発表しており、順当にXperia 5 Vの型番のひとつと考えられる。

FCCは米国の政府機関であるため、原則としてFCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を行うが、米国で利用できる携帯通信網の周波数から販売元などを推測できる場合がある。

米国で利用できる携帯通信網の周波数はSony CorporationがKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けに開発したXperia 5 IV SOG09とXperia 1 V SOG10と共通となっている。

そのため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けのXperia 5 Vで、過去の傾向からauのラインナップで販売すると考えられる。

Sony Corporationは日本を含む世界各地の国と地域で2023年9月中旬以降にXperia 5 Vを順次発売する予定である。

FCC