NTTドコモの国際ローミング、ブルネイ・ダルサラームでデータ通信を再開
- 2023年10月29日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは国際ローミングのWORLD WINGでブルネイ・ダルサラームにおけるデータ通信を再開したことが分かった。
NTT DOCOMOは公式ウェブサイトを通じてWORLD WINGに関する案内を掲載しており、2023年7月14日付けでブルネイ・ダルサラームではデータ通信を利用できない状況が発生していることを案内していた。
2023年10月10日付けで案内を更新しており、ブルネイ・ダルサラームでデータ通信を利用できるようになったという。
なお、ブルネイ・ダルサラームではNTT DOCOMOが提供するahamoでもデータ通信の利用が可能である。
ブルネイ・ダルサラームでは国際ローミングの対象の移動体通信事業者(MNO)はUnified National Networks (UNN)となっている。
国際ローミングの対象の移動体通信事業者はUnified National Networksであるが、NTT DOCOMOは対応する事業者名をDSTComと案内しているため、事業者名の表示はDSTComとなる場合がある。
DSTComはDST Communicationsを意味するが、DST Communicationsは事業を終了している。
ブルネイ・ダルサラームではDST CommunicationsおよびProgresif Cellularが移動体通信事業者として携帯通信事業を展開していたが、DST CommunicationsおよびProgresif Cellularの通信設備はUnified National Networksに移管した。
そのため、Unified National Networksがブルネイ・ダルサラームで唯一の移動体通信事業者となっている。
DST CommunicationsはDatastream Digital、Progresif CellularはProgresifに事業を移管しており、Datastream DigitalおよびProgresifはUnified National Networksから卸提供を受ける仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯通信事業を継続している。
NTT DOCOMOの国際ローミングではブルネイ・ダルサラームで第3世代移動通信システム(3G)と第4世代移動通信システム(4G)を利用できる。
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