NTTドコモが2023年度Q2の業績を発表、5G契約は約2500万件に

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NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION (日本電信電話：NTT)の完全子会社であるNTT DOCOMOは2023年度(2024年3月期)第2四半期累計の業績を発表した。

2023年9月30日に終了した6か月間となる2023年度第2四半期累計の売上高は前年同期比1.6%増の2兆9,464億円、当期純利益は前年同期比3.7%減の4,044億円である。

売上高は事業別の内訳も開示している。

モバイル通信サービスが1兆2,770億円、固定通信サービスおよびその他の通信サービスが4,567億円、端末機器販売が3,353億円、システムインテグレーションが2,919億円、その他が5,855億円となった。

なお、モバイル通信サービスと固定通信サービスおよびその他の通信サービスを合計した通信サービスは1兆7,336億円である。

設備投資額は前年同期比6.2%減の2,601億円で、前年同期から減少した。

2023年9月30日時点のNTT DOCOMOの事業データはNTTが掲載している。

携帯電話サービスの契約数は前年同期比3.1%増の8,850万9,000件となった。

契約種別ごとの内訳は5Gが前年同期比55.1%増の2,484万2,000件、LTE (Xi)が前年同期比6.5%減の5,560万4,000件、FOMAが前年同期比22.4%減の806万4,000件である。

占有率は5Gが28.1%、LTE (Xi)が62.8%、FOMAが9.1%となっている。

契約種別としての5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、LTE (Xi)はLTE方式および第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、FOMAはW-CDMA方式を日本国内で利用できる回線を意味する。

2023年9月30日に終了した3か月間となる2023年度第2四半期の端末の総販売数は前年同期比10.0%増の608万9,000台で、スマートフォンおよびタブレットは255万9,000台と端末の42.0%を占めている。

ARPUは前年同期比2.0%減の4,000円となった。

NTT