北朝鮮で新型スマホHwawonが登場、Hwawon201とHwawon301を用意

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のChecom Technology Joint Venture Company (逓コム技術合営会社)は新たにHwawon (花園)の商標を使用したスマートフォンを展開することが分かった。

Checom Technology Joint Venture Companyは軽工業発展-2023でHwawonの商標を使用したスマートフォンを公開している。

Hwawonは漢字語で表記する場合は花園で、ファウォンと発音する。

ロゴは商標名通りに花を連想させるデザインとなっている。

軽工業発展-2023ではHwawon201 (花園201)およびHwawon301 (花園301)の2機種を公開した。

いずれもChecom Technology Joint Venture Companyの工場から出荷することになる。

Checom Technology Joint Venture Companyは朝鮮民主主義人民共和国 外国人投資法で規定する合営企業である。

商号が示す通り北朝鮮の政府機関として存在した逓信省(Ministry of Posts and Telecommunications：MPT)が完全所有したKorea Posts and Telecommunications Coporation (朝鮮逓信会社：KPTC)を通じて中国の遼寧省丹東市に所在する会社と合営企業として北朝鮮の首都・平壌市で設立した。

これまで、スマートフォンを含めた携帯端末はPyongyang (平壌)の商標を使用して展開してきた。

新たにHwawonの商標を使用したスマートフォンに係る事業も行うが、Pyongyangの商標を使用したスマートフォンの展開も継続する。

軽工業発展-2023ではPyongyangの商標を使用したスマートフォンとしてPyongyang2428 (平壌2428)、Pyongyang2429 (平壌2429)、Pyongyang2435 (平壌2435)、Pyongyang2436 (平壌2436)を公開している。

なお、北朝鮮では2021年5月に実行した政府機関の再編に伴い逓信省を廃止しており、逓信省の機能は情報産業省(Ministry of Information and Communicationos Technology Industry：MICTI)が承継することになった。

Korea Posts and Telecommunications Coporationの事業運営も逓信省から情報産業省に移管した。

情報産業省は逓信省を中心に電子工業省(Ministry of Electronics Industry：MEI)および国家情報化局を統合した政府機関として新設したため、紋章や本省は逓信省の紋章や本省を継続して使用する。