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ルワンダのMTN Rwandacellが自社網の4Gを商用化、KT子会社の免許変更で



ルワンダの移動体通信事業者(MNO)であるMTN Rwandacellは同社が整備した第4世代移動通信システム(4G)を商用化した。

4Gの無線方式はLTE方式を採用している。

ルワンダ政府は4Gの展開で単一卸売網を採用したため、ルワンダでは韓国の移動体通信事業者であるKT Corporationの子会社でルワンダの移動体通信事業者であるKT Rwanda Networksがルワンダで唯一の4Gを整備することになった。

MTN Rwandacellは第2世代移動通信システム(2G)および第3世代移動通信システム(3G)の整備は認められているが、4Gは整備できないため、4Gは移動体通信事業者である仮想移動体通信事業者(MVNO)としてKT Rwanda Networksから卸提供を受けて加入者に提供していた。

しかし、ルワンダ政府は国家ブロードバンド政策計画を採択して単一卸売網の終了を決定した。

KT Rwanda Networksに付与した免許を変更して4G以降の展開に係る独占権を解除したほか、ルワンダの既存の移動体通信事業者には4Gの展開を求めた。

そのため、MTN Rwandacellは自社で4Gを整備および自社網の4Gの商用化を実現できた。

なお、MTN Rwandacellは南アフリカのMTN Groupの子会社である。

MTN GroupのMTN Rwandacellに対する持分比率は80%となっている。

MTN Rwandacellは本社がルワンダの首都・キガリ市に所在する。

2023年第1四半期末時点で加入件数は691万9,000件となった。

加入件数を基準としてルワンダで最大の移動体通信事業者である。

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