NTTドコモが2023年度Q3の業績を発表、5G契約は3割超に
- 2024年02月08日
- docomo-総合
NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION (日本電信電話:NTT)の完全子会社であるNTT DOCOMOは2023年度(2024年3月期)第3四半期累計の業績を発表した。
2023年12月31日に終了した9か月間となる2023年度第3四半期累計の売上高は前年同期比2.1%増の4兆5,188億円、当期純利益は前年同期比2.5%減の6,275億円となった。
売上高は事業別の内訳も開示しており、モバイル通信サービスが1兆9,151億円、固定通信サービスおよびその他の通信サービスが6,820億円、端末機器販売が5,729億円、システムインテグレーションが4,498億円、その他が8,991億円である。
モバイル通信サービスと固定通信サービスおよびその他の通信サービスを合計した通信サービスは2兆5,971億円となっている。
設備投資額は前年同期比6.7%減の4,185億円となった。
2023年12月31日時点のNTT DOCOMOの事業データはNIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATIONが掲載している。
携帯電話サービスの契約数は前年同期比3.0%増の8,918万件である。
契約種別の内訳は5Gが前年同期比49.4%増の2,721万4,000件、LTE (Xi)が前年同期比7.2%減の5,435万5,000件、FOMAが前年同期比21.9%減の761万1,000件となっている。
占有率は5Gが30.5%、LTE (Xi)が60.9%、FOMAが8.5%で、5Gは2023年12月31日に終了した3か月間となる2023年度第3四半期に30%を超えた。
なお、数値は四捨五入を適用しているため、合計値は100%とならない。
契約種別としての5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式と第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、LTE (Xi)はLTE方式と第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、FOMAはW-CDMA方式を日本国内で利用できる回線を意味する。
2023年度第3四半期の端末の総販売数は前年同期比4.1%増の597万1,000台で、スマートフォンおよびタブレットは264万6,000台と端末の44.3%を占めた。
ARPUは前年同期比2.4%減の3,990円となった。
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