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ノキアがNTTドコモにMassive MIMO対応の5G無線装置を供給か



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明など受けた機器の情報を更新した。

フィンランドのNokia Solutions and Networks製の基地局「BS4001形BDE(P)AQQY-3.7G基地局装置」がテレコムエンジニアリングセンター(Telecom Engineering Center:TELEC)を通じて2024年2月9日付けで電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号は001-A20985である。

申請者はNokia Solutions and Networksの日本法人であるNokia Solutions and Networks Japanとなっている。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、TD-5G-NR(Sub6)用基地局となる。

1搬送波の帯域幅は100MHz幅、周波数は3600~3700MHz、最大出力は240Wである。

NTT DOCOMOが第5世代移動通信システム(5G)向けに割当を受けた周波数で動作する。

Nokia Solutions and Networks製のNTT DOCOMO向け制御装置と組み合わせ、部分的にNTT DOCOMOの型番規則を適用した基地局として工事設計認証を受けたため、NTT DOCOMO向けに開発を進めていると考えられる。

機器名称から無線装置はNokia Solutions and Networks製のAQQY AirScale MAA (Massive MIMO Adaptive Antenna)と分かる。

AQQY AirScale MAAはMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置で、192個のアンテナ素子で構成する。

MU-MIMOおよびデジタルビームフォーミングに対応しており、フロントホール仕様はeCPRIを採用している。

総務省

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