楽天モバイル、プラチナバンドを6月頃に商用化
- 2024年05月15日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)はプラチナバンドを2024年6月頃に商用化する予定であることが分かった。
Rakuten Group (楽天グループ)は2024年第1四半期の業績の発表に伴い同社の連結子会社であるRakuten Mobileの事業にも言及している。
通信品質の改善に向けた取り組みとしてKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)と締結した新たなローミング契約に基づく第4世代移動通信システム(4G)のカバレッジの拡大、プラチナバンドの700MHz帯による4Gの商用化、固定衛星業務との干渉条件の緩和に伴うサブ6GHz帯(Sub6)の周波数である3.7GHz帯による第5世代移動通信システム(5G)のカバレッジの拡大、4Gおよび5Gの基地局の高密度化の推進を挙げている。
プラチナバンドに関しては2023年10月23日に700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い700MHz帯の割当を受けた。
2023年10月には地上デジタル放送や特定ラジオマイクとの混信対策に係る調整を開始したという。
2024年4月30日には東京都内で試験電波の発射を開始しており、商用化に向けた準備を進めている。
なお、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が公開した情報から試験電波は東京都世田谷区で開設した基地局で運用していることが分かっている。
2024年6月頃に商用化することを目指しており、主要都市部から順次整備する予定である。
700MHz帯では4GのLTE方式を導入することが確定している。
バンド番号はBand 28として運用することになる。
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