デュアルカメラを搭載した海外版のAQUOS wish4も技適マークあり
- 2024年09月03日
- Report
SHARP CORPORATIONはスマートフォン「AQUOS wish4」をグローバルモデルとして商品化した。
AQUOS wish4を日本、台湾、シンガポールで展開することが決定しており、いずれの国と地域でも販売を開始している。
シンガポール向けAQUOS wish4で規制ラベルを表示すると、技適マークの通称で知られる技術基準適合証明等を受けた旨の表示を確認することができた。
シンガポール向けAQUOS wish4は日本向けAQUOS wish4と電気的に共通で、日本向けAQUOS wish4と同一機器の扱いで技術基準適合証明等を受けた旨の表示を付されたと思われる。
日本向けAQUOS wish4と海外版の台湾向けAQUOS wish4およびシンガポール向けAQUOS wish4では仕様が異なる。
システムメモリと内蔵ストレージの容量の構成以外にカメラの仕様が異なり、日本向けAQUOS wish4はリアに約5010万画素のシングルカメラを搭載するが、海外版のAQUOS wish4はリアにメインの約5010万画素と深度測定用の約200万画素で構成するデュアルカメラを備える。
製品としてはカメラの仕様が異なるが、実際はカメラの有無に関係なく電気的に共通で、日本向けAQUOS wish4では深度測定用のカメラの機能を無効化した程度の変更と思われる。
なお、型番は日本向けAQUOS wish4がSH-M27TW、SH-52E、A402SH、A403SH、台湾向けAQUOS wish4がSH-M27TW、シンガポール向けAQUOS wish4がSH-M27SGである。
日本向けAQUOS wish4の型番にはSHARP CORPORATIONおよびRakuten Mobile (楽天モバイル)が販売するSH-M27、NTT DOCOMOが販売するSH-52E、SoftBank Corp.が販売するA402SHおよびA403SHの4種類が存在するが、いずれもハードウェアは電気的に共通となる。
スポンサーリンク