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マカオ特別行政区でLTEの加入件数が4割を下回る



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

毎月の更新に伴い2024年7月末時点の情報を掲載している。

携帯通信サービスの加入件数は1,425,881件で、2024年1月から7か月連続で増加したことになる。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとに人口を発表しており、2024年6月末時点では約687,000人であるため、マカオ特別行政区では携帯通信サービスのおおよその人口普及率は約207.5%となる。

加入件数は契約種別の内訳も開示しており、第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が18,119件、プリペイド回線が1,028件となった。

LTEはポストペイド回線が364,102件、プリペイド回線が196,081件となっている。

第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が650,109件、プリペイド回線が196,442件である。

ポストペイド回線とプリペイド回線の合計および占有率は3Gが19,147件で約1.3%、LTEが560,183件で約39.3%、5Gが846,551件で約59.4%を占める。

LTEは減少に転じてから初めて占有率が40%を下回った。

なお、3Gと5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は免許の種別に基づき表記する。

統計資料はマカオ特別行政区の4社の移動体通信事業者(MNO)を集計の対象とするが、マカオ特別行政区の移動体通信事業者であるSmarTone – Comunicacoes Moveis (数碼通流動通訊(澳門))は事業の終了を発表した。

そのため、SmarTone – Comunicacoes Moveisが事業を終了後は3社となる。

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