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T-Mobile USAとSpaceX、ノースカロライナ州でDirect To Cellを緊急運用



米国(アメリカ)の移動体通信事業者(MNO)であるT-Mobile USAおよびSpaceXとして事業を行う米国のSpace Exploration Technologies Corporationは米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)よりDirect To Cellに係る緊急かつ特別で一時的な承認を受けたと発表した。

米国の一部の地域では大型ハリケーンのヘレンが上陸したことで、深刻な洪水が発生している。

携帯電話の基地局が停止する事象も発生しており、Direct To Cellを活用して携帯通信サービスの提供を確保することになった。

米国のノースカロライナ州の全域でDirect To Cellによる携帯通信サービスが有効という。

当初はすべての携帯電話を対象に緊急警報の配信を実装した。

追加でT-Mobile USAの加入者を対象にSMSの機能も実装できるよう試験を行う予定である。

Direct To CellはSpace Exploration Technologies Corporationが開発した衛星と携帯端末の直接通信を実現する衛星通信サービスで、商用化に向けて地上の移動体通信事業者と試験に取り組んでいる。

衛星から携帯通信網を構築するため、被災地など地上の基地局が停止した地域でもカバレッジの構築および携帯通信サービスの提供の確保が期待されている。

地上の移動体通信事業者が割当を受けた周波数を用いて地上の移動体通信事業者と同一の無線方式を運用するため、基本的には既存の携帯端末で利用できる。

ノースカロライナ州ではT-Mobile USAが割当を受けた周波数でT-Mobile USAと同一の無線方式を運用していることになる。

日本ではKDDIがDirect To Cellを採用することが決定している。

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