エジプトのOrange Egypt for Telecommunications、5Gライセンスを取得
- 2024年10月09日
- 海外携帯電話
エジプトの移動体通信事業者(MNO)であるOrange Egypt for Telecommunicationsは第5世代移動通信システム(5G)の免許を取得したことが分かった。
エジプトの政府機関で電気通信分野の規制を司る国家電気通信規制庁(National Telecommunications Regulatory Authority:NTRA)はOrange Egypt for Telecommunicationsに対して5Gを導入および運用するための免許を付与したという。
Orange Egypt for Telecommunicationsに対する5Gの免許の付与は2024年10月7日付けで効力が発生している。
エジプトの移動体通信事業者としては最初にWEとして携帯通信事業を行うTelecom Egyptに対して5Gの免許を付与したが、2024年10月7日にはOrange Egypt for Telecommunications、e& egyptとして携帯通信事業を行うEtisalat Misr、Vodafone Egypt Telecommunicationsに対して同時に5Gの免許を付与したことが公表されている。
そのため、エジプトのすべての移動体通信事業者が5Gの免許を取得したことになる。
Orange Egypt for Telecommunicationsはフランスの移動体通信事業者であるOrangeの連結子会社である。
Orangeの完全子会社でベルギーのAtlas Countries SupportがOrange Egypt for Telecommunicationsの株式の99.96%を保有している。
Orangeは登記上の本店の所在地がフランスで、フランスのほかにフランスの海外県であるレユニオンおよびマヨットでも免許人として携帯通信事業を行う。
Orange Egypt for Telecommunicationsは5Gの免許を取得したが、5Gの商用化に関する詳細は公表していない。
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