エジプト当局、UAE政府系のEtisalat Misrに5Gライセンスを付与
- 2024年10月10日
- 海外携帯電話
エジプトの移動体通信事業者(MNO)でe& egyptとして携帯通信事業を行うEtisalat Misrは第5世代移動通信システム(5G)の免許を取得したことが分かった。
エジプトの政府機関で電気通信分野の規制を司る国家電気通信規制庁(National Telecommunications Regulatory Authority:NTRA)はEtisalat Misrに対して5Gを導入および運用するための免許を付与したという。
2024年10月7日付けでEtisalat Misrに対する5Gの免許の付与の効力が発生している。
なお、Etisalat Misrはアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group Companyの連結子会社である。
Etisalat Misrに対するEmirates Telecommunications Group Companyの出資比率は66.4%となっている。
Emirates Telecommunications Group Companyの筆頭株主はアラブ首長国連邦の政府機関であるエミレーツ投資庁(Emirates Investment Authority:EIA)で、エミレーツ投資庁はEmirates Telecommunications Group Companyの株式の60%を保有している。
エミレーツ投資庁はアラブ首長国連邦の連邦政府直轄の政府機関である。
首長国ではなくアラブ首長国連邦の連邦政府を代表して投資活動などを行う。
事実上、Emirates Telecommunications Group Companyはアラブ首長国連邦の国有の会社となる。
そのため、Etisalat Misrはアラブ首長国連邦の政府系の移動体通信事業者と言える。
5Gを商用化する時期は公表していない。
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