総務省が技術基準への不適合等事例にarrows We2を掲載、スマホはRakuten Mini以来
- 2024年10月09日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波利用ホームページに掲載する特定無線設備の技術認証制度における技術基準への不適合等の事例を更新した。
2024年10月9日付けで技術基準への不適合等が確認された特定無線設備の一覧を更新しており、新たにFCNT製のF-52E、M07、FCG02の事例を掲載している。
認証取扱業者はFCNT、特定無線設備名はF-52E、M07、FCG02、工事設計認証番号はF-52Eが202-JCE033、M07が202-JCE034、FCG02が202-JCE035となっている。
不適合等の概要はスマートフォンについて電波法に基づく工事設計認証を受けた工事設計に合致していないものを製造および販売していたことである。
対応はFCNTで正しい設計認証で工事設計認証を受けており、不適合等の改善が行われた。
F-52E、M07、FCG02はすべてarrows We2の型番に該当する。
F-52EはNTT DOCOMO向け、M07は公開市場(オープンマーケット)向け、FCG02はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けとなる。
スマートフォンとしては技術基準への不適合等が確認された特定無線設備の一覧に掲載された事例はRakuten Mobile (楽天モバイル)が販売したC330以来である。
C330はRakuten Miniの型番に該当する。
Rakuten MiniについてはRakuten Mobileが工事設計認証を受けた工事設計に合致していないものや紛らわしい表示をしていたものを製造および販売していた。
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