楽天モバイルと協業のAST SpaceMobile、商用通信アレイの展開に成功
- 2024年10月31日
- Rakuten-総合, 海外携帯電話
米国(アメリカ)のAST SpaceMobileは商用通信アレイの展開に成功したと発表した。
AST SpaceMobileは予定より早く2024年10月25日に最初の5機の商用通信アレイを地球低軌道に展開することに成功したという。
2024年9月12日の4時52分(東部夏時間)に最初の5機の商用衛星としてBlock1 BlueBird 1からBlock1 BlueBird 5を打ち上げており、商用衛星の打ち上げから約6週間で商用通信アレイを展開したことになる。
商用通信アレイは携帯通信用のアンテナと太陽光パネルの機能を備える。
地球低軌道に展開した商用通信アレイとしては最大になるという。
AST SpaceMobileが地球低軌道に展開した試験用通信アレイと比較して10倍の容量を提供すると説明している。
商用通信アレイの展開に伴い商用衛星の打ち上げ後の技術活動が完了したため、商用化および米国政府向けサービスの提供に向けて準備を進めている。
AST SpaceMobileはスペースモバイルとして衛星と携帯通信の直接通信を実現するプロジェクトに取り組んでいる。
商用通信アレイから携帯通信網を構築することになる。
世界各地の移動体通信事業者(MNO)と協力しており、日本ではRakuten Mobile (楽天モバイル)が採用する。
なお、AST SpaceMobileに対してはRakuten Mobileが複数の完全子会社を通じて出資している。
スポンサーリンク