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シンガポールで3Gを終了、音声通話はVoLTEかVoNRに



シンガポールの移動体通信事業者(MNO)は第3世代移動通信システム(3G)を終了した。

シンガポールの移動体通信事業者はSingtel Mobile Singapore、StarHub Mobile、M1、SIMBA Telecomの4社で、Singtel Mobile SingaporeおよびStarHub Mobileは2024年10月31日をもって3Gの提供を終了しており、2024年11月1日から3Gの停波を進めている。

これまでに、シンガポールの移動体通信事業者としてはM1が2024年7月31日をもって3Gの提供を終了しており、SIMBA Telecomは3Gを導入していないため、Singtel Mobile SingaporeおよびStarHub Mobileの3Gの終了に伴いシンガポールでは3Gを終了したことになる。

シンガポールでは3Gの無線方式としてW-CDMA方式を採用しており、2005年2月17日にM1、2005年3月1日にSingtel Mobile Singapore、2005年4月26日にStarHub Mobileが3Gを商用化した。

そのため、シンガポールの3Gの歴史は19年8か月で幕を下ろした。

シンガポールでは第2世代移動通信システム(2G)の提供も終了しているため、2024年11月1日以降は原則として第4世代移動通信システム(4G)と第5世代移動通信システム(5G)を利用できる。

4Gおよび5Gは4社とも導入している。

音声通話はSingtel Mobile SingaporeとSIMBA Telecomでは4GのLTE方式で行うVoice over LTE (VoLTE)、StarHub MobileとM1ではVoLTEもしくはNR方式で行うVoice over NR (VoNR)で提供することになる。

国際連合(United Nations:UN)の加盟国としては海外領土も含む国家全体で2Gと3Gを終了した最初の国となる。

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