マカオ特別行政区、5Gの加入件数が90万件に
- 2024年11月24日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
2024年9月末時点の情報を公開しており、事実上の2024年第3四半期時点の情報となる。
携帯通信サービスの加入件数は1,439,021件で、2024年1月から9か月連続で増加している。
マカオ特別行政区政府は2024年6月末時点の人口を公表しており、人口は約687,000人となっている。
携帯通信サービスの加入件数と人口の集計時期には3か月も開きがあるが、マカオ特別行政区ではおおよその携帯通信サービスの人口普及率は約209.5%となる。
契約種別の内訳も公表している。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が16,375件で、プリペイド回線が1,007件となった。
LTEはポストペイド回線が332,953件で、プリペイド回線が171,836件である。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が689,747件で、プリペイド回線が227,103件に達した。
ポストペイド回線とプリペイド回線の合計および占有率は3Gが17,382件で約1.2%、LTEが504,789件で約35.1%、5Gが916,850件で約63.7%を占めている。
5Gの加入件数は2024年9月に90万件を超えた。
なお、3Gと5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は免許の種別に基づく表記を採用する。
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