エジプトのEtisalat Misr、5G基地局でエリクソンを採用
- 2024年12月08日
- 海外携帯電話
エジプトの移動体通信事業者(MNO)でEe& egyptとして携帯通信事業を行うEtisalat Misrは第5世代移動通信システム(5G)の基地局を構成する通信設備のベンダとしてスウェーデンのEricssonを選定したことが分かった。
Ericssonが情報を開示しており、EricssonはEtisalat Misrがエジプトで5Gを導入するためにEtisalat Misrと協業合意に署名したという。
協業合意に基づきEricssonは電力効率が高い5Gの製品をEtisalat Misrに供給する計画で、Etisalat Misrは高速で高信頼な5Gを提供できると説明している。
EricssonがEtisalat Misrに供給する5Gの製品には基地局を構成する最新の無線アクセスネットワーク(RAN)の通信設備およびソリューションが含まれる。
製品の詳細に関しては開示していない。
Etisalat MisrおよびEricssonは第3世代移動通信システム(3G)から協力しているため、5Gでも協力を継続することになる。
なお、Etisalat Misrはアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group Companyの連結子会社である。
Etisalat Misrに対するEmirates Telecommunications Group Companyの出資比率は66.4%となっている。
これまでに、Etisalat Misrは5Gの免許を取得しており、2024年10月7日付けでエジプトの政府機関で電気通信分野の規制を司る国家電気通信規制庁(National Telecommunications Regulatory Authority:NTRA)より5Gの免許を取得した。
5Gの免許の取得に伴い5Gの商用化に向けた準備を進めている。
5Gを商用化する時期に関しては確定していない。
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