楽天モバイル、可搬型基地局の自衛隊ヘリ積載訓練を実施
- 2024年11月08日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は陸上自衛隊北部方面隊の丘珠駐屯地で実施した災害対策通信器材積載訓練に初参加したと公表した。
2024年10月25日に通信事業者と陸上自衛隊北部方面隊が合同で実施した災害対策通信器材積載訓練に参加しており、災害時を想定して通信器材の航空機への積載および航空機からの卸下の手順を確認したという。
Rakuten Mobileは2022年2月1日に災害対策基本法第2条第5号に基づく指定公共機関の指定を受けた。
そのため、災害予防、応急対策、復旧などで重要な役割を果たすことが求められる。
防災に関する専門部署を設置して体制を整備しているほか、外部訓練や行事への参加も進めている。
2023年には75件の外部訓練や行事に参加しており、2024年は2023年を上回る訓練の計画があるという。
訓練の一環で災害対策通信器材積載訓練に初参加しており、Rakuten Mobileの可搬型基地局を陸上自衛隊のヘリコプタに積載および陸上自衛隊のヘリコプタから卸下する訓練を実施することになった。
可搬型基地局は応急的に通信手段を確保するための基地局である。
車両の乗り入れが困難な場所などに配備することも想定されている。
コンパクトに梱包できるが、ヘリコプタに積載時はスペースや重量に条件があるため、積載の位置や順番などを考慮する必要がある。
ヘリコプタで安全かつ迅速に可搬型基地局を輸送して迅速な復旧活動を行えるよう訓練したことになる。
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