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アラブ首長国連邦のe& UAE、エリクソンのデュアルバンドMassive MIMO導入



アラブ首長国連邦(UAE)の移動体通信事業者(MNO)でe& UAEとして携帯通信事業を行うEmirates Telecommunications CorporationはスウェーデンのEricssonが開発したデュアルバンドMassive MIMO無線装置を導入したことが分かった。

Ericssonが情報を開示している。

Emirates Telecommunications Corporationは第5世代移動通信システム(5G)の拡張の一環でデュアルバンドMassive MIMO無線装置であるAIR 3229を展開したという。

Emirates Telecommunications CorporationではAIR 3229の世界初の展開のひとつとなる。

これまでに、AIR 3229はバーレーンの移動体通信事業者であるZain Bahrainが展開したことも判明している。

正確にはEmirates Telecommunications Corporationでは世界初ではないが、Zain Bahrainと近い時期にAIR 3229を展開したため、Ericssonは世界初の展開のひとつと表現したと思われる。

デュアルバンドMassive MIMO無線装置はMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置である。

TDDのミッドバンドで分離した異なる2の周波数を運用できる。

Emirates Telecommunications Corporationが展開したAIR 3229は2.5GHz帯と3.5GHz帯に対応する。

無線方式はNR方式に対応しており、NR Bandは2.5GHz帯がFR1のn41、3.5GHz帯がFR1のn78となる。

AIR 3229を展開することで、n41とn78の無線装置を個別に展開する場合と比較して消費電力は20%の削減、鉄塔の負荷は25%の軽減を実現するという。

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