MediaTek、スマホ向けチップセットDimensity 9400を発表

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台湾のMediaTek (聯発科技)はチップセット「Dimensity 9400」を発表した。

Dimensity 9400はスマートフォンをはじめとする携帯端末向けのフラッグシップとして展開するチップセットである。

CPUはオクタコアで、シングルコアのArm Cortex-X925、トリプルコアのArm Cortex-X4、クアッドコアのArm Cortex-A720で構成される。

GPUはArm Immortalis-G925 MC12を搭載する。

ディスプレイの解像度とリフレッシュレートは4Kで120HzやWQHD+で144Hzに対応している。

カメラの画素数は3億2000万画素までとなる。

通信モデムとして標準化団体の3rd Generation Partnership Project (3GPP)で仕様策定した3GPP Release 17に準拠した通信モデムを組み合わせる。

無線方式はNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式に対応しており、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1およびミリ波(mmWave)の周波数を中心として定義されたFR2のNR Bandを実装できる。

なお、FR2はFR2-1とFR2-2のサブカテゴリが定義されているが、サブカテゴリまでは開示していない。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成のOption 2およびノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3/3a/3xで動作する。

SA構成の音声通話はVoice over NR (VoNR)およびEPSフォールバックに対応している。

MediaTek