UQコミュニケーションズが北陸で5G基地局の包括免許を取得、まずは富山市と金沢市か
- 2024年11月25日
- KDDI-総合
KDDI CORPORATIONの連結子会社であるUQ Communicationsは北陸地方で第5世代移動通信システム(5G)の基地局の包括免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。
UQ Communicationsは2024年10月16日付けで1件の包括免許を新たに取得した。
特定無線局の種別は基地局、特定無線局の目的は電気通信業務用、無線設備の設置場所とすることができる区域は総務省の北陸総合通信局管内である。
中心周波数は2610MHz、帯域幅は30MHz幅となっている。
UQ Communicationsが総務省から広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数として割当を受けた2.5GHz帯で運用できる。
30MHz幅で運用するため、無線方式は5GのNR方式であることが分かる。
北陸総合通信局は北陸地方の3県、詳細には富山県、石川県、福井県を管轄しており、UQ Communicationsは北陸地方で5Gの基地局の包括免許を取得したことになる。
包括免許に基づく基地局の運用開始の期限は2025年4月15日であるため、2025年4月15日までに北陸地方で5Gの基地局を開設する。
UQ Communicationsが公開したWiMAX 2+速度変更予定エリアの情報から北陸地方では2025年1月頃までに富山県富山市と石川県金沢市で5Gの基地局を開設すると思われる。
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