iPhone 16シリーズとPixel 9シリーズ、KDDIのn40に対応

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米国(アメリカ)のApple製のスマートフォン「iPhone 16」、「iPhone 16 Plus」、「iPhone 16 Pro」、「iPhone 16 Pro Max」、米国のGoogle製のスマートフォン「Pixel 9」、「Pixel 9 Pro」、「Pixel 9 Pro XL」、「Pixel 9 Pro Fold」はKDDI CORPORATIONが導入した2.3GHz帯の第5世代移動通信システム(5G)に対応したことが分かった。

いずれもハードウェアが2.3GHz帯の5Gに対応することは製造元の発表時点で判明していた。

しかし、ハードウェアとして対応する機種でも利用する通信事業者によって端末側のソフトウェアの制御で有効化されない場合があるため、2.3GHz帯で5Gを提供するすべての通信事業者で利用できるとは限らない。

これまで、KDDI CORPORATIONが運営するauの公式ウェブサイトでは対応周波数帯一覧のページで2.3GHz帯の5Gを記載しておらず、ハードウェアとして対応する機種でも利用可否が不明な状況が続いたが、更新に伴いiPhone 16シリーズおよびPixel 9シリーズでは利用できることを示すため、iPhone 16シリーズおよびPixel 9シリーズのスマートフォンではKDDI CORPORATIONが導入した2.3GHz帯の5Gを利用できることが確定した。

2.3GHz帯では無線方式として5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入しており、NR BandはFR1のn40として運用する。

なお、2.3GHz帯はKDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が地域ごとに連携する1の者として5G向けに割当を受けた。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)が運営する電波利用ホームページで2.3GHz帯の5Gの基地局の開設状況を確認すると、KDDI CORPORATIONは開設しているが、Okinawa Cellular Telephone Companyは開設していない。

そのため、まずはKDDI CORPORATIONで2.3GHz帯の5Gを利用できることになる。

KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは総務省に提出した四半期報告書で2.3GHz帯の5Gを2024年10月頃に提供を開始すると記しているため、KDDI CORPORATIONは2024年10月頃に提供を開始したと思われる。

au