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Viettel Group傘下のBitel、5G基地局のベンダはZTE



ペルーの移動体通信事業者(MNO)でBitelとして携帯通信事業を行うViettel Peruは第5世代移動通信システム(5G)の基地局を構成する無線装置のベンダとして中国のZTE Corporation (中興通訊)を採用していることが分かった。

Viettel PeruおよびZTE Corporationは2025年1月20日にペルーの首都・リマ市でViettel Peruの10周年および5Gの商用化を記念する式典を開催した。

式典ではViettel PeruとZTE Corporationの協業の成果を説明しており、ZTE Corporationが無線装置や制御装置をViettel Peruに供給して第4世代移動通信システム(4G)の高度化を支援したほか、5Gの拡大でも協力するという。

Viettel Peruは当初より無線装置のベンダとしてZTE Corporationを採用した事実が公表されているが、5Gでも継続してZTE Corporationを採用していることになる。

Viettel Peruは2014年10月15日に携帯通信サービスを商用化、2024年11月11日に5Gを商用化しており、携帯通信サービスの商用化から10周年を迎える時期に合わせて5Gを導入した。

なお、Viettel PeruはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の子会社である。

Viettel GroupのViettel Peruに対する出資比率は50%を超え100%未満となっている。

Viettel Groupの国際事業は原則としてViettel Groupの子会社で国際投資事業を担当するベトナムのViettel Global Investmentを通じて展開するが、Viettel Peruに関してはペルー政府の要請に従いViettel Groupが直接的にViettel Peruを所有する。

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