レバノンのAlfa、南部の国境地域で5局の基地局を復旧
- 2025年03月08日
- 海外携帯電話

レバノンの移動体通信事業者(MNO)でAlfaとして携帯通信事業を行うMobile Interim Company 1 (MIC1)はレバノンの南部に位置する国境地域で5局の基地局を復旧したことが分かった。
Mobile Interim Company 1は南部の国境地域の加入者に対して朗報として5局の基地局を復旧したと通知している。
レバノンの南部はイスラエルと国境を接しており、国境から離れた地域も含めてレバノンのイスラム教シーア派組織とイスラエル国防軍の衝突が激化した地域である。
衝突の影響として携帯通信分野では広範に多数の基地局の損壊が確認されている。
Mobile Interim Company 1は基地局を復旧する計画を進めており、計画の一環で5局の基地局を復旧したという。
復旧した5局はマルジュ局、アルヌーン局、エベル局、アル・バツム局、ラシディエ局となっている。
参考までに、マルジュ局はベッカー県、アルヌーン局およびエベル局はナバティエ県、アル・バツム局およびラシディエ局は南レバノン県に所在する。
Mobile Interim Company 1は南部の国境地域で引き続き基地局の復旧に努める計画である。
影響を受けた基地局の局数や復旧を完了する時期などその他の詳細は開示していない。
なお、Mobile Interim Company 1では第2世代移動通信システム(2G)、第3世代移動通信システム(3G)、第5世代移動通信システム(5G)を導入している。
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