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シンガポールのM1、5G RedCapを商用化



シンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるM1 (第一通)は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式でRedCapを商用化した。

RedCapはNR方式をIoT向けに最適化した規格である。

帯域幅や高度化技術を含む機能を抑制してコストや消費電力の低減を実現する。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成で導入できる。

M1はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR BandでRedCapを運用している。

FR1のNR BandではベースラインのNR方式と比較して帯域幅が20MHz幅、通信速度が下り最大220Mbps/上り最大120Mbpsに制限される。

M1の法人顧客を対象にRedCapの提供を開始しており、エリアはシンガポールの陸上および南部の海上となる。

なお、M1はシンガポールの移動体通信事業者であるStarHub Mobileと折半出資合弁会社でシンガポールのAntinaを通じてRANを整備する。

Antinaでは基地局を構成する無線装置のベンダとしてフィンランドのNokia Solutions and Networksを採用しており、RedCapの展開でもNokia Solutions and Networksと協力した。

M1としては5Gの新技術の導入に伴い広範な業界でIoTの展開の加速を期待するという。

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