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TSMCがアップルに次期iPhone用プロセッサを納入開始、アップルのサムスン離れが進む



台湾のTaiwan Semiconductor Manufacturing(台湾積体電路製造、TSMC)はAppleにプロセッサの出荷を開始したことが分かった。

Appleに出荷されたプロセッサは20nmプロセスで製造された新型のプロセッサとのことで、次期iPhoneに搭載されると噂のApple A8に該当する可能性が高い。

これまで、Apple Aシリーズのプロセッサは韓国のSamsung Electronicsが独占で供給していた。

しかしながら、AppleとSamsung Electronicsはスマートフォンやタブレットの分野などで度々裁判合戦を繰り広げており、AppleはSamsung Electronicsへの依存度を下げる意図があるものと思われる。

液晶やメモリもSamsung Electronicsが供給していることが知られているが、メモリはSK HynixやTOSHIBAに切り替えを進めるとの情報もある。

完全にSamsung Electronicsを排除するのは難しいが、徐々にSamsung Electronicsから調達する割合を下げていく模様である。

TSMCはAppleの本社に大量のエンジニアを派遣し、16nmプロセスで製造されるプロセッサの開発にも着手しているという。

WSJ

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