韓国でブロードバンドLTE-Aの速度報告が相次ぐ、200Mbpsを超える結果も
- 2014年07月16日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者3社は2014年7月1日より全国で一斉にブロードバンドLTE-Aのサービスを開始した。
ブロードバンドLTE-AはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを適用し、下りのみブロードバンドLTEと呼ばれる20MHz幅の帯域と従来のLTEで使用する10MHz幅の帯域を束ねて下りの通信速度を高速化している。
通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsとなり、このブロードバンドLTE-Aを利用するにはLTE UE Category 6とLTE-Advancedに対応した端末が必要となる。
ブロードバンドLTE-Aに対応した端末としてはSamsung GALAXY S5 Broadband LTE-Aが販売されており、SK Telecom版のSamsung GALAXY S5 Broadband LTE-AであるSM-G906Sを用いてSK TelecomのブロードバンドLTE-Aを試した結果が報告されている。
通信速度の実測値は下りが最大で203.2Mbpsを記録したという。
203.2Mbpsを記録したのは錦南路5街駅で、スクリーンショットなども公開されている。
光州広域市東区にある光州広域市都市鉄道公社1号線の駅である。
ブロードバンドLTE-Aは帯域を束ねる、既存の帯域を使用、大半の端末が少なくとも片方の帯域には対応といった速度が出にくい条件が揃っているが、それでも200Mbpsを超えるような速度が出たのは使用ユーザが少なかったものと思われる。
情報元ではその他の駅における通信速度の測定結果も公開されている。
光州広域市都市鉄道公社1号線の駅においてはどの駅でも非常に速い速度が出ており、ブロードバンドLTE-Aの開始に合わせて屋内基地局の設置など整備した可能性も考えられる。
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