韓国3キャリアがPantechのスマートフォンを買い取らず、Pantech協力会社に倒産の危機
- 2014年07月29日
- Android関連
Pantechの協力会社に倒産の危機が迫っていることが分かった。
経営難のPantechは2014年7月に入ってから韓国の移動体通信事業者3社にスマートフォンを納入しておらず、それが影響してスマートフォンの生産ラインが停止しているという。
Pantechは移動体通信事業者に対して買い取り台数の保証や、保有する在庫のうち13万台を買い取るよう要求してきたが、既にPantech製スマートフォンの在庫を多く抱える移動体通信事業者3社は拒否している。
そのため、Pantechは協力会社への支払いができず、中小会社が多い協力会社にも経営危機が及ぶという。
Pantechの協力会社は550社にも及ぶとされており、中には倒産する企業が出てくるのは必至とも見られている。
移動体通信事業者3社は既にPantech製スマートフォンの在庫を大量に抱えており、新たに在庫を増やさないためにも買い取らないという理由は十分に理解できる。
また、移動体通信事業者3社が買い取りを拒否して在庫を捌けないPantechは、スマートフォンの生産を停止して在庫をこれ以上抱えないようにする対策も必要となってくる。
在庫を増やさないようにするにはスマートフォンの生産が停止することになり、実際に停止している生産ラインも存在するとのことである。
スマートフォンの生産が停滞することで、下請けなどPantechの協力会社は業務を停止せざるをえず、こちらの理由でも協力会社が大打撃を受けることが危惧されている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。