香港で実施された2.1GHz帯の周波数オークションは既存3キャリアが獲得
- 2015年01月02日
- 海外携帯電話
香港特別行政区(以下、香港)で実施された2.1GHz帯の周波数オークションの結果が香港で通信関連を管轄するOffice of the Communications Authority(OFCA、通訊事務管理局辦公室)によって公示された。
周波数オークションで周波数を獲得した企業はSmarTone Mobile Communications(数碼通電訊)、China Mobile Hong Kong(中国移動香港)、Hutchison Telecommunications Hong Kong(和記電訊香港)の3社である。
A1ブロックとA4ブロックをSmarTone Mobile Communications、A2ブロックとA3ブロックをChina Mobile Hong Kong、A5ブロックをHutchison Telecommunications Hong Kongが獲得した。
周波数利用料はA1ブロックが5億1,000万香港ドル、A2ブロック、A4ブロック、A5ブロックが4億7,040万香港ドルA3ブロックが5億香港ドルとなる。
周波数範囲はA1ブロックが上り1920.3~1925.3 MHzと下り2110.3~2115.3 MHzの5MHz幅*2、A2ブロックが上り1925.3~1930.2 MHzと下り2115.3~2120.2 MHzの4.9MHz幅*2、A3ブロックが上り1930.2~1935.1 MHzと下り2120.2~2125.1 MHzの4.9MHz幅*2、A4ブロックが上り1960.0~1964.9 MHzと下り2150.0~2154.9 MHzの4.9MHz幅*2、A5ブロックが上り1964.9~1969.8 MHzと下り2154.9~2159.8 MHzの4.9MHz幅で、上下合計49.2MHz幅が割り当てられた。
SmarTone Mobile Communicationsは分離した5MHz幅*2と4.9MHz幅*2で計9.9MHz幅*2、China Mobile Hong Kongは連続した9.8MHz幅*2、Hutchison Telecommunications Hong Kongは連続した4.9MHz幅*2を獲得したことになる。
なお、香港で割り当てられた2.1GHz帯は3GPPにて規定されているBand 1に該当する。
Office of the Communications Authority
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