台湾キャリア5社がNFC対応SIMカードを発行、NFCを用いたモバイル決済が利用可能に
- 2015年01月02日
- 海外携帯電話
台湾のAlliance Digital Tech (群信行動数位科技:ADTC)は台湾の移動体通信事業者と提携してNFC対応端末でNFCを用いたモバイル決済を開始すると発表した。
2015年1月15日より台湾の移動体通信事業者各社が専用のSIMカードを提供する。
Alliance Digital TechはTSM事業を手掛ける企業で、台湾の移動体通信事業者であるChunghwa Telecom (中華電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Far Eastone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)、Asia Pacific Telecom (亞太電信)の他、悠遊カードを提供するEasyCard (悠遊卡)やクレジットカード会社各社が出資しており、2013年に設立された。
NFC対応端末に専用のSIMカードを挿入し、Alliance Digital Techが提供するアプリケーションにクレジットカード情報などを登録することで、Alliance Digital Techのサービスを利用できる。
サービス開始当初はクレジットカードの対応銀行や対応するICカードが限られているが、順次拡大する計画とされている。
台湾では先行してAsia Pacific TelecomがBenQ (明基電通)製のスマートフォンでNFCを用いたモバイル決済を提供していたが、本格的に展開を開始することになる。
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