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カンボジアのBeeline Cambodiaが携帯電話サービスを終了



カンボジアの移動体通信事業者であるSotelcoは移動体通信サービスを2015年3月23日をもって終了すると発表した。

2009年5月18日よりカンボジアで移動体通信サービスを提供してきたが、移動体通信サービスの終了によりすべての加入者との契約を終了する。

Sotelcoは同じカンボジアの移動体通信事業者であるViettel (Cambodia)にライセンスや設備などの資産を譲渡する契約で合意している。

移動体通信サービスの終了によって急にサービスを利用できなくなるSotelcoの加入者を救済する策が用意されており、Sotelcoの利用者はViettel (Cambodia)のネットワークを利用できるようにする。

なお、Sotelcoのトップアップ用スクラッチカードは2015年3月24日以降は無効となり、2015年3月24日以降にトップアップを行う場合は、Viettel (Cambodia)のSIMカードにViettel (Cambodia)のトップアップ用スクラッチカードでトップアップを行う必要がある。

Sotelcoはブランド名をBeeline Cambodiaとして展開してきた。

カンボジアにおけるGSM系の移動体通信事業者では唯一のGSM方式のみであり、W-CDMA方式以降の規格を導入している他の移動体通信事業者と比べて劣っていた。

他社に劣る状況で収益に改善が見込めず、移動体通信サービスの終了に至ったと考えられる。

一方で、ライセンスや設備などの譲渡先となるViettel (Cambodia)はベトナムのViettel Gruop (軍隊通信グループ)傘下で、カンボジアにおいてはブランド名をMetfoneとして展開する。

移動体通信事業者の統廃合が頻発するカンボジアで、また1社が姿を消す。

SotelcoのプリペイドSIMカードは3ヶ月ほど前にカンボジアの首都・プノンペンで利用したばかりであるだけに、残念としか言いようがない。

Sotelco

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