台湾の遠傳電信がVoLTEによる音声通話を提供可能に、NCCによる試験を通過

台湾の移動体通信事業者であるFar Eastone Telecommunications(遠傳電信)は国家通訊伝播委員会(NCC)によるVoice over LTE(VoLTE)の試験を通過したことを明らかにした。

これにより、規則上はFar Eastone TelecommunicationsがVoLTEによる商用サービスを開始できるようになった。

ネットワーク側はすでにVoLTEの準備が完了していると思われるが、対応端末を用いた試験を重ねてから正式にVoLTEによる音声通話サービスを開始することになる見通し。

既存のスマートフォンはソフトウェアのアップデートによってVoLTEに対応する可能性が高い。

VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現し、高音質な音声通話や高速な発着信が期待できる。

なお、Far Eastone TelecommunicationsのLTEサービスはFDD-LTE 1800(B3)/700(B28) MHzを使用している。

台湾におけるVoLTEの商用サービスはAmbit Microsystems(國碁電子)が台湾で最初に導入している。

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