サウジアラビアのZain KSAが世界で初めてCA_1-3のキャリアアグリゲーションを商用化
- 2015年06月26日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies(華為技術)はサウジアラビアの移動体通信事業者であるZain KSAはCA_1-3の組み合わせによるキャリアアグリゲーションを世界で初めて商用化したことを発表した。
CA_1-3のキャリアアグリゲーションはHuawei TechnologiesとZain KSAが協力して商用化したという。
Zain KSAの利用者はCA_1-3に対応した端末を使うことで通信速度が下り最大150Mbpsとなり、理論値は従来の下り最大75Mbpsから2倍に高速化される。
キャリアアグリゲーションはLTE-Advancedの主要技術で、CA_1-3の場合はFDD-LTE 2100(B1) MHzとFDD-LTE 1800(B3) MHzを束ねる。
ただ、FDD-LTE 2100(B1) MHzとFDD-LTE 1800(B3) MHzは周波数が近いことでCA_1-3は干渉の問題が発生しており、これまでは商用化には至っていなかった。
ところが、ようやくZain KSAは世界で初めて商用化することになる。
Zain KSAは複数のベンダを採用しており、Nokia Solutions and NetworksともCA_1-3の研究を重ねている。
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