インドネシアのIndosatがNTTドコモと共同でeSIMを利用したM2Mサービスを試験運用へ
- 2015年08月05日
- docomo-総合
カタールのOoredoo傘下でインドネシアの移動体通信事業者であるIndosatは日本の移動体通信事業者であるNTT docomoと協力してM2Mサービスの試験運用を実施することについて覚書を締結したことを発表した。
IndosatとNTT docomoはConexus Mobile Alliance(コネクサスモバイルアライアンス)の一環でM2Mサービスの試験運用を実施する。
Conexus Mobile Allianceは国際ローミングや法人向けサービスの発展および促進を目的として2006年に設立されたアジアで最大級のモバイルアライアンスであり、IndosatとNTT docomoはともにConexus Mobile Allianceに加入している。
M2Mサービスの試験運用ではM2M機器に組み込むeSIMを活用することを明らかにしており、eSIMを活用してアジアにおけるM2M市場の拡大を支援し、またeSIM技術を活用したM2Mサービスのグローバル展開を促進する狙いがある。
2014年6月にNTT docomoはM2M機器に組み込むSIMカードとしてeSIMを提供することを発表しており、Indosatと共同で試験運用を実施するM2MサービスではこのeSIMを活用すると思われる。
IndosatはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションの導入を計画するなど、新サービスの開発に注力しているが、スマートフォンの販売にはあまり積極的ではない。
インドネシアにおいては移動体通信事業者よりメーカーや独立した携帯電話販売店によるスマートフォンの販売が主流となっている。
地場ブランドのスマートフォンの数多く存在しており、インドネシアにおけるスマートフォンのラインナップや価格に関する情報は下記が参考になるだろう。
Smartphone price list in Indonesia
Indosat
NTTドコモがM2M機器向けのeSIMを提供、海外通信事業者の電話番号も書き込み可能に
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。