携帯電話事業者各社が3.5GHz帯の利用で宇宙無線通信に支障が生じる可能性を案内
- 2015年10月29日
- その他国内携帯電話
NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクの移動体通信事業者4社は総務省より3480.0~3600.0 MHz帯(以下、3.5GHz)の周波数を割り当てられており、総務省より認定された特定基地局の開設計画に基づいて2015年3月末より3.5GHz帯で電波を送信する予定となっている。
移動体通信事業者4社が3.5GHz帯の運用を開始することで、3.5GHz帯およびその隣接周波数帯において海外からの衛星放送などを含む宇宙無線通信の電波の受信に支障が生じる可能性があることを案内している。
特定基地局の開設指針に従って、宇宙無線通信用受信設備の利用者に対して本件を告知するとのことである。
また、3.5GHz帯などにおける宇宙無線通信用受信設備に関する問い合わせの窓口も開設しており、通話料は無料で受付時間は午前9時~午後5時となっている。
なお、いずれの移動体通信事業者も3.5GHzはTD-LTE方式となり、Band 42に該当する。
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