SoftBank傘下のSprintがキューバのETECSAと国際ローミング協定を締結
- 2015年11月05日
- 海外携帯電話
SoftBank傘下で米国の移動体通信事業者であるSprintはキューバの移動体通信事業者であるEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.(キューバ電気通信公社:以下、ETECSA)と国際ローミング協定を直接締結したことを発表した。
Sprintは米玖ビジネス協議会(USCBC)の代表団の一員としてキューバを訪問し、キューバの首都・ハバナでETECSAと国際ローミング協定に関する調印式を行った。
これによりSprintの加入者はキューバでETECSAのネットワークを使用した国際ローミングの利用が可能となる。
なお、米国の移動体通信事業者では先にVerizon WirelessがキューバでETECSAのネットワークを使用した国際ローミングを開始しているが、Verizon WirelessはETECSAと契約している海外企業を通じて国際ローミングを実現している。
一方でSprintはETECSAと直接契約となっており、キューバの移動体通信事業者と国際ローミング協定を直接締結する米国の移動体通信事業者はSprintが初となっている。
米国とキューバの国交回復に伴って米国居住者のキューバ渡航が可能となり、キューバ国内における国際ローミングの需要も高まると思われる。
なお、ETECSAはキューバ国営かつキューバ唯一の移動体通信事業者で、サービスブランドはCubacelとして展開している。
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