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SprintがWiMAXの停波を延期、裁判所が停波の延期を命じる



SoftBank Group傘下で米国の移動体通信事業者であるSprintはWiMAXサービスの終了を延期することが分かった。

SprintはWiMAXサービスを提供していたClearwireを買収し、ClearwireのWiMAXサービスを継続していたが、当初の計画では2015年11月6日午前12時1分(現地時間)をもってWiMAXサービスを終了する予定となっていた。

WiMAXサービスを終了する約1年前に停波の計画を案内して約1年間の移行期間が設けられていたが、非営利団体のMobile BeaconとMobile CitizenがWiMAXサービスの終了を中止するよう提訴した。

マサチューセッツ州高等裁判所は非営利団体の主張を認め、Sprintは75都市においてWiMAXサービスの提供を90日間延長することになった。

なお、WiMAXサービスは2.5GHz帯の周波数を使用しており、WiMAXサービスの終了後は2.5GHz帯をLTEサービスに転用する。

すでに2.5GHz帯はTD-LTE方式でLTEサービスを提供しているが、周波数を転用すればTD-LTE方式で利用可能な帯域幅が増加することになる。

WiMAXサービスが終了すればWiMAX対応端末は利用不可となり、SprintのLTEネットワークと互換性はないため注意が必要である。

Voqal

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