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台湾之星が2016年にCAの導入を表明、通信速度は下り最大225Mbpsに



台湾の移動体通信事業者であるTaiwan Star Telecom(台湾之星電信:T STAR)は2016年にLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを導入する方針を明らかにした。

台湾では2.6GHz帯の周波数オークションが終了し、Taiwan Star TelecomはD1ブロックの獲得に成功した。

D1ブロックはFDD-LTE方式でBand 7に該当しており、帯域幅は20MHz幅*2となる。

Taiwan Star Telecomは2.6GHz帯を除くとLTE用の周波数は900MHz帯(Band 8)の10MHz幅*2のみで、更には900MHz帯の一部をAsia Pacific Telecom(亞太電信)が使用中であり、Asia Pacific Telecomのライセンスが満期を迎えるまでは一部を除いて900MHz帯の5MHz幅*2で運用している。

新たに2.6GHz帯の20MHz幅*2を取得したことで、CA_3-8の組み合わせでキャリアアグリゲーションが可能となり、900MHz帯を10MHz幅で運用しているエリアでは下り最大225Mbpsを実現することになる。

キャリアアグリゲーションを開始する具体的な時期は明らかにしていないが、Taiwan Star Telecomは競合他社より劣っている状態から挽回を狙う。

Taiwan Star Telecom

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