タイのdtacがLTEの帯域幅を拡張、1.8GHz帯で下り最大112.5Mbpsに
- 2015年12月07日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者でdtacブランドを展開するTotal Access CommunicationはLTEサービスで利用する帯域幅を拡張したことを明らかにした。
LTEサービスの開始当初より2.1GHz帯(Band 1)の5MHz幅のみで提供していたが、2015年11月上旬には1.8GHz帯(Band 3)の10MHzもLTEサービスで利用している。
1.8GHz帯はGSM方式からの転用となり、追加でGSM方式から転用することで帯域幅を連続した15MHz幅に拡張した。
これにより通信速度は下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsとなる。
タイでは周波数オークションを通じてAdvanced Info Service (AIS)傘下のAdvanced Wireless Network (AWN)とTrue傘下のTrue Move H Universal CommunicationがLTE用の周波数として1.8GHz帯の15MHz幅を獲得しており、2社とも2015年12月以降に利用を順次開始する見込み。
競合他社が連続した15MHz幅でLTEサービスを提供することは確実となっていたが、Total Access Communicationは対抗して先に連続した15MHz幅で運用を開始することになり、約約2200の基地局で運用していることを明らかにしている。
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