英国の競争市場庁がBritish TelecommunicationsによるEEの買収を承認
- 2016年01月16日
- 海外携帯電話
英国の行政機関で公正な競争環境の維持を担うCompetition & Markets Authority(競争市場庁:CMA)は英国の通信事業者であるBritish Telecommunications (BT)によるEEの買収を承認した。
EEは英国の移動体通信事業者でフランスのOrangeとドイツのDeutsche Telekomが出資しており、出資比率は50%ずつとなっている。
2015年2月にはBritish TelecommunicationsがEEを買収することでOrangeおよびDeutsche Telekomと合意していた。
買収額は125億英ポンド(約2.1兆円)に達し、British Telecommunicationsは株式交換と現金で支払う。
OrangeはBritish Telecommunicationsの株式4%と34億英ポンド(約5,700億円)の現金を取得し、Deutsche TelekomはBritish Telecommunicationsの株式12%を取得する。
British Telecommunicationsは過去に移動体通信事業を手掛けていたが、2005年にBritish Telecommunications傘下のBT CellnetをTelefonica UKに売却して移動体通信事業から撤退していた。
しかし、EEを買収することでBritish Telecommunicationsは再び移動体通信事業に参入することになる。
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