NTTドコモが電子お薬手帳サービスのおくすり手帳Linkを提供
- 2016年01月16日
- docomo-総合
NTT docomoは電子お薬手帳サービス「おくすり手帳Link」を2016年3月より提供を開始すると発表した。
おくすり手帳Linkは薬局が電子お薬手帳を手軽に導入し、顧客の個々の状態に応じた服薬指導を実施可能な電子お薬手帳サービスとしている。
カスタマイズ不要で手軽に導入可能な電子お薬手帳サービスのおくすり手帳Linkを提供することで、より多くの薬局において電子お薬手帳の普及促進を目指すという。
顧客がいきつけの薬局において電子お薬手帳の利用が可能となり、厚生労働省が推進する薬局・薬剤師による服薬情報の一元的・継続的把握の実現に貢献するとしている。
おくすり手帳Linkは薬局向けシステムのおくすり手帳Linkと対応アプリケーションのおくすり手帳Linkで構成されており、薬局や薬剤師は薬局向けシステムのおくすり手帳Linkで顧客の服薬情報やアレルギー暦などを確認することが可能で、顧客の状態に応じた効果的な服薬指導を実現する。
公益社団法人日本薬剤師会が構築中のリンク付けサーバーと連携予定であることも明らかにしており、顧客が同サーバーに連携する他の電子お薬手帳を利用している場合でも、おくすり手帳Linkを通じて服薬情報を確認可能とする計画である。
顧客は対応アプリケーションのおくすり手帳Linkを利用することで、電子お薬手帳用のQRコードを読み取って調剤情報をスマートフォンに取り込み、服薬情報をスマートフォンで確認および管理することが可能となる。
NTT docomoはおくすり手帳Linkの提供と機能拡充を通して、医療分野における課題の解決に貢献するとしている。
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