ベトナムの携帯電話小売各社が2015年11月の販売ランキングを公開、サムスンやOPPOが好調
- 2016年02月02日
- 海外携帯電話
ベトナムの携帯電話小売大手のThe gioi di dongおよびHoang Ha Mobileは2015年11月における携帯電話の販売ランキングを公開した。
販売ランキングは各社ともトップ10まで明らかにしている。
The gioi di dongの集計結果では1位がOPPO Neo 7、2位がSamsung Galaxy J7、3位がSamsung Galaxy J5、4位がOPPO R7 Lite、5位がOPPO Mirror 5、6位がSamsung Galaxy Grand Prime、7位がOPPO Neo 5、8位がSamsung Galaxy J1、9位がLenovo A7000 Plus、10位がSamsung Galaxy A8となっている。
トップ10のうちメーカーおよびブランド別ではSamsung Electronicsが最多で5機種、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)が4機種、Lenovo(聯想)が1機種となっており、Samsung ElectronicsとGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsのエントリークラスのスマートフォンが中心に売れていることが分かる。
ミッドハイ以上のスマートフォンはSamsung Galaxy A8のみがトップ10に入っている。
Hoang Ha Mobileの集計結果では1位がNokia 105、2位がApple iPhone 6およびApple iPhone 6 Plus、3位がApple iPhone 6sおよびApple iPhone 6s Plus、4位がSamsung Galaxy J5、5位がSony Xperia M4 Aqua、6位がSamsung Galaxy J7、7位がLG G4、8位がOPPO R7 Lite、9位がSamsung Galaxy S4、10位がOPPO Mirror 5である。
Apple iPhone 6とApple iPhone 6 Plus、Apple iPhone 6sとApple iPhone 6s Plusは異なる機種であるため、別機種としてカウントすべきであると考える。
Appleのスマートフォンを除けば、アフォーダブルな価格の機種が多くなっている。
The gioi di dongによる集計とHoang Ha Mobileによる集計ではトップ10の顔ぶれも異なっているが、メーカーまたはブランドが小売店と共同でマーケティングを繰り広げることが多く、マーケティングの差などが販売台数に反映されていると思われる。
Samsung Galaxy J5、Samsung Galaxy J7、OPPO Mirror 5、OPPO R7 Liteは両社ともランキングに入っており、ベトナムで好調に売れていることは確実と言えるだろう。
なお、ベトナムは世界各国への展開を進めるGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsとしてはシェアが高い国のひとつであり、ベトナムには早期に参入したことでブランドの認知度も上がっている模様である。
フィンランドではすでに2016年1月販売分のランキングも公表されており、ベトナムはもう少し早くランキングを公表していただきたく感じる。
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