スリランカの携帯電話事業者Dialog AxiataとBharti Airtel Lankaが統合について交渉か
- 2016年02月12日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiataとインドのBharti Airtelはスリランカにおける両社の事業を統合する可能性を含めて交渉していることがインドメディアの報道で分かった。
AxiataとBharti Airtelはともにスリランカの移動体通信事業に参入しており、Axiataは傘下のDialog Axiataを通じて、Bharti Airtelは傘下のBharti Airtel Lankaを通じてスリランカで移動体通信事業を手掛けている。
交渉の具体的な内容は不明であるが、バングラデシュと同様に統合後の事業体はAxiataが筆頭株主になる方向で交渉している可能性が高いと伝えられている。
バングラデシュではAxiata傘下のRobi AxiataとBharti Airtel傘下のAirtel Bangladeshを統合することで合意しており、合併後の事業体への出資比率はAxiataが68.7%で筆頭株主となり、残りの25.0%をBharti Airtel、6.3%を日本のNTT docomoが持つことが決まっている。
なお、スリランカにおいてはスリランカのSri Lanka Telecom傘下でスリランカの移動体通信事業者であるMobitelが香港特別行政区のCK Hutchison Holdgins傘下でスリランカの移動体通信事業者であるHutchison Telecommunications Lankaを買収することが分かっており、スリランカの移動体通信事業者は短期間で2社も減る可能性がある。
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