中国で第4の通信事業者が誕生へ、中国広播電視網絡にライセンスを交付
- 2016年05月06日
- 海外携帯電話
中国の政府機関で電気通信事業などを管轄する工業和信息化部はChina Broadcasting Network (中国広播電視網絡)に対して2016年5月5日付けで基礎電信業務経営許可証を交付した。
China Broadcasting Networkは基礎電信業務経営許可証を取得したことで、通信事業者として中国国内において電気通信事業への参入が可能となっている。
なお、China Broadcasting Networkは具体的な電気通信事業に関する計画は公表していない。
中国における通信事業者はChina Mobile Communications (中国移動通信)、China Telecom (中国電信)、China United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom)の3社であるが、これらの3社に続いてChina Broadcasting Networkが4社目の通信事業者となる可能性がある。
China Broadcasting Networkは中国政府が所有する国有企業で、2014年4月に登記を完了、2014年5月より本格的に営業を開始しており、登録資本金は45億人民元(約742億円)である。
正式社名は中国广播电视网络有限公司、英字表記はChina Broadcasting Network Co., Ltd.、一般的には略称のCBN、中国广电または中国広電として知られている。
ラジオ、テレビ、インターネットの3つを融合した三網融合を目指すとしている。
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