シンガポール政府が周波数オークションの実施時期を公表、新規参入は2016年Q3に決定へ
- 2016年05月06日
- 海外携帯電話
シンガポールの行政機関で電気通信事業などを管轄するInfo-communications Development Authority of Singapore (以下、iDA)は2016年に実施する移動体通信向け周波数オークションの規則と実施時期を公開した。
周波数オークションの規則は2016年4月29日に公開しており、質問の提出期限を2016年5月20日と定めている。
質問や意見などを踏まえて2016年6~7月に最終的な周波数オークションの規則を決定し、それを公開する計画としている。
周波数オークションは新規参入オークションと一般オークションの2段階に分けて実施することが決まっている
新規参入オークションのプロセスは2016年第3四半期に開始し、新規参入を検討する企業は関心表明と銀行保証を提出する必要がある。
提出資料を踏まえてiDAは新規参入オークションを実施するかどうかを発表する。
新規参入オークションを実施する場合、新規参入オークションの詳細を発表し、2016年第3四半期中に新規参入オークションを完了する。
一般オークションのプロセスは2016年第4四半期に開始し、参加を検討する企業は申請書と銀行保証を提出する必要がある。
なお、一般オークションの参加資格は既存の移動体通信事業者に加えて、新規参入オークションで周波数を取得した企業である。
提出資料を踏まえてiDAは一般オークションを実施するかどうか発表する。
一般オークションを実施する場合、一般オークションの詳細を発表し、2016年第4四半期中に一般オークションを完了する。
進捗状況に応じて多少は前後する場合があるとしているが、周波数オークションの全行程は2016年中に終える計画を明らかにしている。
シンガポールでは新規参入の注目が集まっているが、新規参入に関しては2016年第3四半期中に決着することになる。
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