台湾でSHARP AQUOS P1を発売、中華電信などが取り扱いを開始
- 2016年07月15日
- Android関連
台湾のCommtiva Technology (康法科技)はSHARP製のスマートフォン「SHARP AQUOS P1 (P1X)」の販売を台湾で開始した。
台湾の移動体通信事業者であるChunghwa Telecom (中華電信)が取り扱いを開始しており、そのほかにPChome Onlineが運営するオンライン販売サイトのPChome線上購物なども取り扱う。
定価は20,990台湾ドル(約70,000円)に設定されている。
SHARP AQUOS P1はOSにAndroid 6.0.1 Marshmallow Versionを採用したスマートフォンである。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820 (MSM8996)を搭載する。
CPUはデュアルコアの2.2GHzとデュアルコアの1.6GHzで計クアッドコアとなっている。
ディスプレイは約5.3インチFHD(1080*1920)IGZO液晶を搭載している。
カメラはリアに光学手ブレ対応の約2260万画素積層型CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)やLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBである。
外部メモリを利用可能で、microSDカードスロットを搭載する。
IPX5/IPX8に準拠した防水性能やIP5Xに準拠した防塵性能を備えている。
電池パックは内蔵式で、容量が3000mAhとなっている。
生体認証として指紋認証を搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションは桜花粉と武蔵藍の2色展開である。
筐体はNTT DOCOMO向けのAQUOS ZETA SH-04H、SoftBank向けのAQUOS Xx3 (506SH)、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのAQUOS SERIE SHV34と共通である。
ハードウェアの製造はSHARPの親会社となる台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下で中国のShenzhen Fu Tai Hong Precision Industry (深圳富泰宏精密工業)が担当する。
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