サウジアラビアのSTCとMobilyが基地局管理の合弁事業に関して協議することで合意
- 2016年08月01日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者であるSaudi Telecom Company (STC)とMobilyブランドを展開するEtihad Etisalat Companyは基地局設備を管理する合弁事業に関して協議することで合意した。
これまでよりサウジアラビアでは基地局設備を移動体通信事業者各社が共同出資で設立した合弁会社を通じて共同で管理する構想が出ているが、Saudi Telecom CompanyとEtihad Etisalat Companyはその構想について本格的に協議を開始することになる。
協議に関する合意は2016年7月31日から3ヶ月間有効とし、Saudi Telecom CompanyとEtihad Etisalat Companyの両者間で合意すれば30日間延長とするオプションを設けている。
共同で基地局設備を管理することで、中東最大で広大な面積を持つサウジアラビアにおいて基地局設備の効率化を目指し、管理コストを削減する狙いがある。
合意はSaudi Telecom CompanyとEtihad Etisalat Companyの間で交わしているが、その他の移動体通信事業者を協議に参加させることも可能としている。
Saudi Telecom CompanyとEtihad Etisalat Companyはサウジアラビアの移動体通信事業者でZainブランドを展開するMTC Saudi Arabiaも協議への参加を検討するよう要請しており、MTC Saudi Arabiaを含めたサウジアラビアの移動体通信事業者3社で協議することも想定している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。