華為技術とVodafone Espanaが世界で初めてDB-HSDPAを実装
- 2016年08月09日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies (華為技術)と英国のVodafone傘下でスペインの移動体通信事業者であるVodafone Espanaは世界で初めて商用ネットワークにDB-HSDPAを実装したと発表した。
世界各地で導入されているDC-HSDPAは隣接する搬送波を束ねて利用する技術で、同一バンドの搬送波のみ束ねることになるが、DB-HSDPAは隣接しない搬送波を束ねて利用する技術で、異なるバンドの搬送波を束ねて利用できる。
Huawei TechnologiesとVodafone EspanaはVodafone Espanaの商用ネットワークでDB-HSDPAを実装しており、周波数はW-CDMA方式の2.1GHz帯(Band I)と900MHz帯(Band II)を利用し、通信速度は下り最大42.2Mbpsとなる。
DB-HSPAはHSPA+の発展規格でDB-DC-HSDPAと呼ばれることもあり、3GPP Release 9で定義されている。
2015年後半よりDB-HSDPAに対応したチップセットが組み込まれた商用端末が販売されているとのことで、2つの異なる周波数を利用することで優れた体験を提供できるとしている。
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